マイバックページ
ども。
鍋です。
5月26日のライブで3曲目に演奏したカバー曲、「
マイバックページ」。
しばらくライブ活動をしていない期間(2009年11月〜2012年4月)、スタジオに入るたびに練習してきた曲です。
第1回目のライブ(2009年11月)が終わって、「さあ、これから何をやろう」と悩んで持ち寄ったカバー候補曲の中にありました。
ギターのkoba氏が持ってきた曲です。
今持っているレパートリーの中で一番長くやっている曲かもしれません。
実は、真心ブラザーズのバージョンはその時初めて知ったのですが、僕にとってはものすごく思い入れの強い曲です。
中2の時(1993年)に何気なくラジオを聴いていて、流れてきたのが、Bob Dylanの30周年記念ライブの「My back pages」。
確かその時のパーソナリティーは和久井映見。
英語も歌詞の意味もよくわからなかったけど、旧友と楽しそうに演奏している雰囲気が心地よいサウンドに乗ってきて、ずっと耳に残っていたのを覚えています。
ロジャーマッギンが弾くリッケンバッカーの12弦の音がすごくきれいで、ロジャーマッギン、ニールヤング、エリッククラプトン、トムペティ、ロンウッド、ジョージハリスン、ボブディランが交互に好き勝手な歌い回しで歌っている雰囲気が、音楽がよくわかっていないながらも、楽しかったんです。
あとで調べてみたら、"I was so much older then, I'm younger than that now"、と言っている事を知りました。
ある程度大人になった今も、はっきりとは意味もわからないし、「若い」という言葉の意味もよくわからないけど、今の自分と過去の自分を旧友とお互いに確かめる時にそんな気持ちになるのかなあ、なんて、そんな気がしています。
いつかこの曲をやってみたい、と思ってから20年近く経ったんだなあ、と少ししみじみしました。
振り返ってみれば。
ライブで演奏できたことに実は感動していました。
真心ブラザーズの、作詞に近い翻訳のおかげで原詩に遠からず、歌いやすくなりましたが、まだこの歌の詩の意味にはまだ近づけていない、そんな気がしています。
僕としては、これからも大事にしていきたいカバー曲。
是非、原曲も聞いてみてください。
Bob Dylanバージョン、The Byrdsバージョンどちらもお薦めです。
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